かれこれ、10年以上前になるでしょうか。
長岡式酵素玄米と出会ったのは・・・。
はじめて食べたときの、あのショーゲキといったら!
「世の中には、こんな美味しい玄米があったのかーーーっっっ」
あの時の私の体は、まさに欲していたのでしょうねえ。
「とにかくこれは毎日でも食べたい。何が何でも。」というわけで、
そういう時は、行動早い。
すぐに、講習会への参加を申し込んだのでした。
長岡式酵素玄米は、会員にのみ炊き方を伝授されます。
(必ず、講習会に参加しないと、その資格は得られません)
一升をまとめて炊き、
保温ジャーで3日寝かせ、4日目から食べ始めます。
消化が非常によく、よくかめない子供やお年寄りも大丈夫。
もちもちした食感は、特に女性には大変美味しく感じるようで、
過去に何度も、友人知人にふるまってきましたが
大抵の方は、その美味しさに感動します。
(以前働いていた玄米菜食の店では
私がこの酵素玄米を炊いてましたが、
酵素玄米食べたさにご来店される方が結構な割合でいたような・・・)
「お赤飯のような玄米」と思っていただければ。
だいたいのイメージはそんな感じ。
玄米を洗って、炊いて、保温ジャーに移すまで、
たっぷり2時間強。
いろいろ、細かい決まりごともあります。
そんな諸々が面倒だ、という方も多い。
圧力鍋やら専用のボウルだ、ザルだ、
塩も小豆も酵素玄米専用のもの・・・と
やたらに場所もとる。
きわめつけは、あの2升用保温ジャーだし。
(「置物くろちゃん」の横にあるやつ(笑))
でも、そんな面倒さえもいとわず、私は
「毎日食べたい!」という欲求の方が強かったのですね(笑)
当時、特に面倒とも思わず、
せっせと4〜5日おきくらいに炊いていたのでした。
(つまり、そのくらいで1升を全部一人で食べ終える。
ほんとは、3日で食べきるのが理想的らしい!)
そんなに惚れこんでいた酵素玄米ですが、
今の仕事になってから、その「2時間強」が面倒になってしまい(苦笑)
(日中は絶対無理だし、夜炊くのも疲れちゃうし、
休みの日は、なんだかんだやってると、あっという間に終わってるし・・・(と、言い訳ばかり!))
ぜーーーーんぜん、炊いてもないし、(玄米を)食べてもない。
保温ジャーを目にするたびに
「久しぶりに食べたいな・・・」と思うのですが、
気力湧かず。
それなのに、先日、どういうわけだか急に
「よしっ、今日こそは炊く!!!!」と思い立って
(しかも、暇どころか、忙しい最中)←こんなのばっかりじゃん。
ひっさしぶりに、炊きました。
圧力鍋と普段は全然使ってないガス台、なんせ初組み合わせだったので
(何度かやってると慣れてくるんだけど)
火加減がいまひとつ上手くいかず、
時間通りに「ピタリ」と決まらないし
(圧力鍋のおもりが、火加減がちょうどいいと、
目安の時間通りにうごいたり、とまったりする)
炊きあがってみたら、結構焦げてたけど・・・
それでも、久しぶりにあの独特な小豆入り玄米の香りが
部屋中に漂い、「あぁ・・・これよ、これ・・・・」と
少々感慨深かった。(???)
そして、炊きたてを、一口ちょっと食べてみる。
あぁ〜、やっぱり美味しいわああぁ。
写真撮ろうと思っていたのに、
そうこうしているうちに、結局全部食べきってしまいました。
今年はもうちょっと真面目に、玄米を炊こう。
(しかし、これから夏に向けて
玄米はちょっと重いような気もするが・・・)