ウールコートのリメイク

去年の暮れのこと。

年内に、どうしても(気持ち的に)終わらせたかった

縫い物仕事が1つあったのですが・・・

それがいまいちはかどらず、

その合間に、ずっと気になっていたコートのリメイクに

手をつけてしまいました。

 

母が若い頃に着ていたウールのロングコート。

アルバムを見ると、

私が2〜3歳の時の写真にも登場してる。(笑)

買ったのは1960年代後半か、70年代初期でしょうか。

(もはやヴィンテージ)

でも、状態もすごくいいし、色も結構かわいいし

私が譲り受けて着ていたのですが、

襟と、ポケットと、袖口の折り返しが

なんとなくボリュームがありすぎる。

(アクセントが多すぎる、というか)

若いときは、白のニット帽やマフラー、ミトンなど、

手編みっぽいのを合わせて、

あえてかわいらしい(!?)コーディネイトで着ていたけれど

ここのところ、それがどうにもこうにも、(気分に)合わない。

 

しかし、ここまで大事にしてきたものを

手放すのもなぁ〜〜というわけで

大胆に、その問題点3つを取ってしまいました!

わあ、スッキリ。

これなら、今後も末永く着ることができそうです。

 

襟を取った跡を縫いとめて、

ポケットがついていた痕跡をアイロンで消して・・・

ここまでは、所要時間もかからず

楽勝リフォーム。

 

さて、問題が1つ。ポケットはどうしましょうか。

 

この際、ポケットなしでもいっか?と思いましたが、

やはり手袋入れたり、あったら便利よねえ。

・・・というわけで、気合を入れなおして作りました。

どうやったのかというと、

まず脇の縫い目を、ポケット口用に手が入るくらいにほどきます。

(ちょうどうまい具合に、脇のところで後ろ身頃の裏布が表布にくっついていて

離れないようになっていたので、だいぶ助かった。

文章でうまく説明できないのですが、画像でいえば、右側のところです。)

ポケットの形より少し大きめに裁断した布を1枚用意して、

そのほどいた口から入れます。(左側)

この挟みこんだ布と、裏布をポケットの形に裏側からチクチク手で縫って完成!

コートの裏からみると、縫い目が見えていますが、

まあ、誰にも見えないし、そこはご愛敬。

 

こんな大物でも、意外と簡単にリメイクできるものです。

やっぱり楽しい、リメイクは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作 comments(0) trackbacks(0)
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: トラックバック機能は終了しました。
<< NEW | TOP | OLD>>